itrust アイトラストテクニカル分析講座2010

31日、日経平均、TOPIXともに買い先行で始まった。TOPIXは窓をあけて始まると、そのまま上げ幅を広げる展開となった。また27日につけた最高値を上回り、ボリンジャーバンドの上向きの＋2σに接近する場面があった。一方日経平均は取引開始後に前日の高値を上回るとさらに上げ幅を広げ、ボリンジャーバンドの上向きの＋2σも上回る場面があったが、200日移動平均線との乖離率が30％に達すると売り物に押された。午後に入ってからは両指数ともにもち直し、日経平均は＋2σを上回って3日続伸となり、過去最高値を更新して初の52,000円に乗せて終えた。TOPIXは売り物に押されたあと戻しきれず、上ヒゲ陽線を形成して終えた。そうしたなか、日経500も反発して10月27日の高値を上回る場面があったが、わずかに押し返されて終えた。3指数揃って＋1σや＋2σのほか、5日移動平均線上を維持しており、3連休明けの東京市場で、接近する5日移動平均線上を維持できるかが注目される。
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