itrust アイトラストテクニカル分析講座2010

30日、日経平均、TOPIXともに前日の大幅高の反動や、為替市場で円高に振れていたことが売り材料となり大幅安で取引が始まった。日経平均は38,000円を割り込んで始まると、上向きの5日と緩やかな下向きを続ける200日移動平均線の両方を一時割り込む場面があったが、売り込む動きは見られず下げ幅を縮める展開になった。また、午後に入って38,000円台を回復したものの値を保つことができず、反落となり小陽線を形成した。一方、TOPIXと日経500も一時5日移動平均線を割り込んだが、取引終了にかけて下げ幅を縮め5日移動平均線上を維持して終えた。休み明けの東京市場で、3指数揃って5日移動平均線上を維持できるかが注目される。
（インベストラスト会員向けコメントあり）