itrust アイトラストテクニカル分析講座2010

25日、日経平均、TOPIXともに買い先行で始まった。日経平均は上げ幅を広げると4月2日と3日にあけた窓を埋めたが、買いが一巡すると上値が重たくなった。一方午後の取引開始前に、中国が米国からの一部輸入品に対して課税対象から除外を検討していると伝わると上げ幅を広げ、トランプ大統領が相互関税の内容を発表（現地時間）する前日となる4月2日の終値を上回る場面があったが、結局伸び悩んで終えた。一方、TOPIXは4月2日と3日のあいだにあけた窓を埋め、日経500は4月2日の終値を上回って取引を終えた。3指数揃って下向きの25日移動平均線上を維持したほか、日経500は相互関税発表前の水準を上回って終えており、休み明けの東京市場で、日経500が上向きの5日移動平均線上を維持して株価水準を切り上げることができるかが注目される。
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