itrust アイトラストテクニカル分析講座2010

11日、米国株安が嫌気され、東京市場は売り先行で始まった。日経平均とTOPIXは下向きの－1σを下回って始まると下げ幅を広げる展開となり、緩やかな下向きを続ける5日移動平均線を下回る場面があった。ただ、売りが一巡すると買い戻しが優勢となって下げ幅を縮め、下ヒゲ陰線を形成して終えた。一方、日経500は下向きの－1σ上で始まり、取引開始後は売り物に押されたて上向きに変化した5日移動平均線に接近したが、割り込むことなく、下ヒゲ陰線を形成するとともに－1σ上を終値で維持した。3指数ともに下ヒゲ陰線を形成するとともに5日移動平均線上を維持しており、休み明けの東京市場で引き続き5日移動平均線上を維持できるかが注目される。
（インベストラスト会員向けコメントあり）