itrust アイトラストテクニカル分析講座2010

7日、日経平均、TOPIXともに窓をあけて大幅安で始まった。日経平均は唯一上回っていた5日移動平均線を下回り、ボリンジャーバンドの下向きの－2σに接近して始まると、一気に下げ幅を広げて割り込んだ。また、TOPIXは25日、75日、5日と3本の移動平均線を下回って始まると、日経平均と同様に下げ幅を広げて200日移動平均線も下回った。両指数ともに午後に入ってからも安値圏でのもみ合いが続き、日経平均は9月18日以来となる37,000円割れとなったほか、TOPIXもすべての移動平均線を下回って終えた。そうしたなか日経500も唯一上回っていた5日移動平均線を下回り、今年の安値を更新して終えた。日経平均と日経500はともに今年の取引時間中の安値も一時更新しており、TOPIＸが値を保つことができるかが注目される。
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