itrust アイトラストテクニカル分析講座2010

16日、半導体関連株が下落して終えていたことを受け、東京市場も窓をあけて売り先行で始まった。日経平均、TOPIXとも窓をあけて5日移動平均線を下回って始まり、取引開始時が高値になると下げ幅を広げる展開となった。一方、TOPIＸは取引開始後に買い戻されて下げ幅を縮める場面があったが、取引開始時に下向きの75日移動平均線も下回っていたことから、同5日移動平均線をわずかに上回ったものの買いが続かず押し返された。また両指数ともに取引終了にかけて売り物に押され、日経平均は下ヒゲ陰線を形成し、TOPIXは上ヒゲ陰線を形成して終えた。そうしたなか、TOPIXと日経500のパラボリックがともに陰転して終えており、明日以降、日経平均が陽転を維持できるかが注目される。
（インベストラスト会員向けコメントあり）