itrust アイトラストテクニカル分析講座2010

29日、日経平均、TOPIXともに大幅安で始まったが、売り一巡後は買い戻しが優勢となり、下げ幅を縮める展開となった。また、日経平均、TOPIXともに午後に入ってからも買いが続いてプラスに浮上する場面があったが、上値を買う動きは見られず、前日の終値を挟んだ小動きとなった。ただTOPIXが上向きの5日移動平均線がサポートになってプラス圏でのもみあいになると、日経平均も取引終了にかけて買いが優勢となり、両指数ともに5日移動平均線上を維持して終えた。一方日経500も下ヒゲ陽線を形成して取引終了にかけて下げ幅を縮めたが、5日移動平均線をわずかに下回って終えている。日経平均と日経500が反落するなか、TOPIXが3日続伸で終えており、明日以降、3指数揃って5日移動平均線上を維持し、株価水準を切り上げることができるかが注目される。
（インベストラスト会員向けコメントあり）