itrust アイトラストテクニカル分析講座2010

21日、東京市場は売り先行で始まった。日経平均は上向きの5日移動平均線に接近して始まり、一時5日移動平均線を下回る場面があったが、売り込む動きは見られず切り返して午前の取引を終えた。また午後に入ってからは買い戻しが優勢となって下げ幅を縮めたが、取引終了間際の売り物に押され小陽線を形成して終えた。また日経500も上向きの5日移動平均線をサポートに小陽線を形成したことに加え、日経平均と同様に5日移動平均線が下向きの25日移動平均線を上回って取引を終えている。一方、TOPIXは上向きの5日移動平均線を下回って始まったが、取引開始時が安値になると、午後に入って下げ幅を縮め、上向きの5日移動平均線と下向きの25日移動平均線をわずかに上回って終えている。明日以降、3指数揃って5日移動平均線上を維持できるかが注目される。
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