itrust アイトラストテクニカル分析講座2010

16日、米国株高が好感され、東京市場は買い先行で始まった。日経平均、TOPIXともに窓をあけて200日移動平均線を上回って始まると、そのまま上げ幅を広げる展開となった。また、日経平均は午後に入って下向きの25日移動平均線を上回ったあとに一旦押し返される場面があったが、取引終了にかけてもち直し、25日移動平均線上を回復して終えた。日経500も下向きの25日移動平均線をわずかに上回って終えたが、TOPIXは下向きの25日移動平均線には届かなかった。そうしたなか、TOPIXと日経500が7月高値から8月安値までの値幅の61.8%戻しを達成して終えている。こうした状況から、休み明けの東京市場で日経500と日経平均の両方が25日移動平均線上を維持できるかが注目される。
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