itrust アイトラストテクニカル分析講座2010

21日、日経平均は小幅安、TOPIＸは小幅高とまちまちで始まった。日経平均は下向きの5日移動平均線に接近して始まったあとプラスに浮上して上げ幅を広げ、下向きに変化した25日移動平均線を上回る場面があったが、買いが一巡すると25日移動平均線に押し返される展開となり、再びマイナスに沈んだ。一方TOPIＸは75日移動平均線上を回復して始まり、上げ幅を広げた場面では下向きに変化した25日移動平均線に接近する場面があったものの買いが続かず、上げ幅を縮めた。両指数ともに午後に入ってからも上値が重く、小動きとなるなか売り物に押され、日経平均は上ヒゲ陰線を形成し、TOPIＸは陰線の安値引けとなった。そうしたなか、日経500は接近する25日と75日移動平均線を上回る場面があったが、買いが続かず2本の移動平均線に押し返され、上ヒゲ陰線を形成して終えた。ただ、日経500は4日続伸となっており、休み明けの東京市場で、日経500が25日と75日移動平均線上を回復して維持できるかが注目される。
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