2024-07-01
1日、日銀が発表した6月調査の全国企業短期経済観測調査は、大企業製造業業況判断DI(最近)が+13(前回+11)と、2ポイント上昇し、2四半期ぶりの上昇となった。また、同非製造業は足元+33と前回の同+34より1ポイント低下し、13四半期連続のプラスで、2020年6月以来4年ぶりの低下となった。先行きの業況判断については、同製造業は先行き+14で前回の同+10から4ポイント上昇し、最近との比較では1ポイント上昇する。大企業非製造業は最近+33と前回の先行き同+34ポイントより1ポイント低下している反面、先行きは+27で横ばいの見込みとなっている。2024年度のソフトウェア・研究開発を含む設備投資計画(除く土地投資額)については、大企業全産業で前年度比+11.9%となり、前回3月調査(同+4.1%)を大きく上回った。想定為替レートについては、2024年度を1ドル144円77銭(上期144円96銭、下期144円59銭)と、実際のレート(161円40銭台:1日21時11分)より円高水準に設定されており、通期の業績への実際の影響が注目される。 (インベストラスト会員向けコメントあり)
1日、日銀が発表した6月調査の全国企業短期経済観測調査は、大企業製造業業況判断DI(最近)が+13(前回+11)と、2ポイント上昇し、2四半期ぶりの上昇となった。また、同非製造業は足元+33と前回の同+34より1ポイント低下し、13四半期連続のプラスで、2020年6月以来4年ぶりの低下となった。先行きの業況判断については、同製造業は先行き+14で前回の同+10から4ポイント上昇し、最近との比較では1ポイント上昇する。大企業非製造業は最近+33と前回の先行き同+34ポイントより1ポイント低下している反面、先行きは+27で横ばいの見込みとなっている。2024年度のソフトウェア・研究開発を含む設備投資計画(除く土地投資額)については、大企業全産業で前年度比+11.9%となり、前回3月調査(同+4.1%)を大きく上回った。想定為替レートについては、2024年度を1ドル144円77銭(上期144円96銭、下期144円59銭)と、実際のレート(161円40銭台:1日21時11分)より円高水準に設定されており、通期の業績への実際の影響が注目される。
(インベストラスト会員向けコメントあり)