マーケットコメント


経済指標

2024-05-10

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10日、4月景気ウォッチャーは現状判断DI(原数値)が-2.2と、3ヵ月ぶりの低下

10日、内閣府が発表した4月景気ウォッチャー調査の現状判断DI(原指数)は、前月差-2.2で50.2となり3ヵ月ぶりの低下となったが、景気判断の分かれ目とされる50を3ヵ月連続で上回った。一方、2、3ヵ月先を見る先行き判断DI(同)は前月差-2.6と、こちらは2ヵ月連続の低下で49.3となり、景況感の判断の分かれ目となる50を4ヵ月ぶりに下回った。続いて季節調整値だが、現状判断DIは47.4、同-2.4と、2ヵ月連続で低下したことに加え、50を2ヵ月連続で下回った。また、先行き判断DIは同-2.7の48.5と、こちらは2ヵ月ぶりの低下となったことに加え、2ヵ月連続で50を下回った。この結果を受け、内閣府は「「景気は、緩やかな回復基調が続いているものの、このところ弱さがみられる。また、令和6年能登半島地震の影響もみられる。先行きについては、価格上昇の影響等を懸念しつつも、緩やかな回復が続くとみている」とし、基調判断を下方修正した。
(インベストラスト会員向けコメントあり)