マーケットコメント


経済指標

2024-04-08

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8日、3月景気ウォッチャーは現状判断DI(原数値)が+2.1と、2ヵ月連続の上昇

8日、内閣府が発表した3月景気ウォッチャー調査の現状判断DI(原指数)は、前月差+2.1で52.4となり、2ヵ月連続の上昇となったことに加え、景気判断の分かれ目とされる50を2ヵ月連続で上回った。一方、2、3ヵ月先を見る先行き判断DI(同)は前月差-1.6と、こちらは3ヵ月ぶりの低下で51.9となったが、景況感の判断の分かれ目となる50を3ヵ月連続で上回った。続いて季節調整値だが、現状判断DIは49.8、同-1.5と、2ヵ月ぶりに低下したことに加え、50を15ヵ月ぶりに下回った。また、先行き判断DIは同0-1.8の51.2と、こちらは5ヵ月ぶりの低下となったことに加え、50を6ヵ月ぶりに下回った。この結果を受け、内閣府は「景気は、緩やかな回復基調が続いているものの、一服感がみられる。また、令和6年能登半島地震の影響もみられる。先行きについては、価格上昇の影響等を懸念しつつも、緩やかな回復が続くとみている」とし、基調判断を据え置いた。
(インベストラスト会員向けコメントあり)