2024-04-01
1日、日銀が発表した3月調査の全国企業短期経済観測調査は、大企業製造業業況判断DI(最近)が+11(前回+13)と、2ポイント低下し、4四半期ぶりの低下となった。また、同非製造業は足元+34(1991年第3Qの+41以来の高水準)と前回の同+32より2ポイント上昇し、12四半期連続のプラスで、8四半期連続の改善となった。先行きの業況判断については、同製造業は先行き+10で前回の同+8から2ポイント上昇する見込みとなり、最近との比較では1ポイント低下する。大企業非製造業は最近+34と前回の先行き同+27ポイントより7ポイント上昇している反面、先行きは+27と7ポイント低下する見込みとなっている。2024年度のソフトウェア・研究開発を含む設備投資計画(除く土地投資額)については、大企業全産業で前年度比+4.1%となり、前回12月調査(同+12.2%)を大きく下回った。想定為替レートについては、2024年度を1ドル141円42銭(上期141円60銭、下期141円25銭)と、実際のレート(151円38銭台:1日15時00分)より円高水準に設定されており、通期の業績への実際の影響が注目される。(※計表中の計数は、2024年3月の調査対象企業見直し後の新ベースとなっているため、12月調査の結果は修正されている) (インベストラスト会員向けコメントあり)
1日、日銀が発表した3月調査の全国企業短期経済観測調査は、大企業製造業業況判断DI(最近)が+11(前回+13)と、2ポイント低下し、4四半期ぶりの低下となった。また、同非製造業は足元+34(1991年第3Qの+41以来の高水準)と前回の同+32より2ポイント上昇し、12四半期連続のプラスで、8四半期連続の改善となった。先行きの業況判断については、同製造業は先行き+10で前回の同+8から2ポイント上昇する見込みとなり、最近との比較では1ポイント低下する。大企業非製造業は最近+34と前回の先行き同+27ポイントより7ポイント上昇している反面、先行きは+27と7ポイント低下する見込みとなっている。2024年度のソフトウェア・研究開発を含む設備投資計画(除く土地投資額)については、大企業全産業で前年度比+4.1%となり、前回12月調査(同+12.2%)を大きく下回った。想定為替レートについては、2024年度を1ドル141円42銭(上期141円60銭、下期141円25銭)と、実際のレート(151円38銭台:1日15時00分)より円高水準に設定されており、通期の業績への実際の影響が注目される。(※計表中の計数は、2024年3月の調査対象企業見直し後の新ベースとなっているため、12月調査の結果は修正されている)
(インベストラスト会員向けコメントあり)