マーケットコメント


経済指標

2023-12-13

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13日、12月日銀短観、製造業は3四半期連続の改善、非製造業は7四半期連続の改善

13日、日銀が発表した12月調査の全国企業短期経済観測調査は、大企業製造業業況判断DI(最近)が+12(前回+9)と、3ポイント上昇し、3四半期連続の改善となった。また、同非製造業は足元+30(1991年11月調査以来の高水準)と前回の同+27より3ポイント上昇し、11四半期連続のプラスで、7四半期連続の改善となった。先行きの業況判断については、同製造業は先行き+8で前回の同+10から2ポイント低下する見込みとなり、最近との比較では4ポイント低下する。大企業非製造業は最近+30と前回の先行き同+27ポイントより3ポイント上昇している反面、先行きは+24と6ポイント低下する見込みとなっている。2023年度のソフトウェア・研究開発を含む設備投資計画(除く土地投資額)については、大企業全産業で前年度比+12.2%となり、前回9月調査(同+13.1%)を下回った。想定為替レートについては、2023年度を1ドル139円35銭(上期138円73銭、下期139円97銭)と、実際のレート(145円83銭台:13日18時00分)より円高水準に設定されており、通期の業績への実際の影響が注目される。
(インベストラスト会員向けコメントあり)