マーケットコメント


経済指標

2023-12-08

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8日、11月景気ウォッチャーは現状判断DI(原数値)が-0.1と、4ヵ月連続の低下

8日、内閣府が発表した11月景気ウォッチャー調査の現状判断DI(原指数)は、前月差-0.1で49.8となり、4ヵ月連続の低下となったことに加え、景気判断の分かれ目とされる50を2ヵ月連続で下回った。また、2、3ヵ月先を見る先行き判断DI(同)は前月差-0.2と、こちらは7ヵ月連続の低下で49.4となったことに加え、景況感の判断の分かれ目となる50を3ヵ月連続で下回った。続いて季節調整値だが、現状判断DIは49.5で、同変わらずと、4ヵ月ぶりに下げ止まった。また、先行き判断DIは同+1.0の49.4と、こちらは4ヵ月ぶりの上昇となったが、50を3ヵ月連続で下回った。この結果を受け、内閣府は「景気は、緩やかな回復基調が続いているものの、一服感がみられる。先行きについては、価格上昇の影響等を懸念しつつも、緩やかな回復が続くとみている」とし、基調判断を据え置いた。
(インベストラスト会員向けコメントあり)