マーケットコメント


経済指標

2023-10-10

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10日、9月景気ウォッチャーは現状判断DI(原数値)が-2.4と、2ヵ月連続の低下

10日、内閣府が発表した9月景気ウォッチャー調査の現状判断DI(原指数)は、前月差-2.4で50.4となり、2ヵ月連続の低下だったが、景気判断の分かれ目とされる50を8ヵ月連続で上回った。また、2、3ヵ月先を見る先行き判断DI(同)は前月差-0.3と、こちらは5ヵ月連続の低下で49.7となったことに加え、景況感の判断の分かれ目となる50を8ヵ月ぶりに下回った。続いて季節調整値だが、現状判断DIは49.9、同-3.7と、2ヵ月連続の低下となった。また、先行き判断DIは同-1.9の49.5と、こちらも2ヵ月連続の低下となったことに加え、50を8ヵ月ぶりに下回った。この結果を受け、内閣府は「景気は、緩やかな回復基調が続いているものの、一服感がみられる。先行きについては、価格上昇の影響等を懸念しつつも、緩やかな回復が続くとみている」とし、基調判断を下方修正した。
(インベストラスト会員向けコメントあり)