マーケットコメント


経済指標

2022-02-08

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8日、1月景気ウォッチャーは現状判断DI(原数値)が-22.7と5ヵ月ぶりの悪化

8日、内閣府が発表した1月景気ウォッチャー調査の現状判断DI(原指数)は、前月差-22.7で35.9となり、景気判断の分かれ目とされる50を4ヵ月ぶりに下回った。また、2、3ヵ月先を見る先行き判断DI(同)は前月差-5.9で43.6となり、50を2ヵ月連続で下回り、3ヵ月連続の低下となった。続いて季節調整値だが、現状判断DIは37.9、同-19.6と、5ヵ月ぶりの大幅な低下となり、4ヵ月ぶりに50を下回った。また、先行き判断DIは同-7.8の42.5と、こちらも3ヵ月連続の低下となったことに加え50を2ヵ月連続で下回った。この結果を受け、内閣府は「景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、持ち直しに弱さがみられる。先行きについては、持ち直しへの期待がある一方、コスト上昇等や内外の感染症の動向に対する懸念がみられる」とし、基調判断を下方修正した。取引時間中の発表で、株式市場の重石となった。
(インベストラスト会員向けコメントあり)