マーケットコメント


経済指標

2022-01-12

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12日、12月景気ウォッチャーは現状判断DI(原数値)が58.6と4ヵ月連続の上昇

12日、内閣府が発表した12月景気ウォッチャー調査の現状判断DI(原指数)は、前月差+0.1で58.6となり、景気判断の分かれ目とされる50を3ヵ月連続で上回った。一方、2、3ヵ月先を見る先行き判断DI(同)は前月差-5.1で49.5となり、50を4ヵ月ぶりに下回り、2ヵ月連続の低下となった。続いて季節調整値だが、現状判断DIは56.4、同+0.1と、わずかだが4ヵ月連続の上昇となり、3ヵ月連続で50を上回った。また、先行き判断DIは同-4.0の49.4と、こちらも2ヵ月連続の低下となったことに加え50を4ヵ月ぶりに下回った。この結果を受け、内閣府は「景気は、新型コロナウイルス感染症の影響は残るものの、持ち直している。先行きについては、持ち直しが続くとみているものの、コスト上昇等や変異株をはじめ内外の感染症の動向に対する懸念がみられる」とし、基調判断を据え置いた。取引時間中の発表だったが、株式市場への影響は見られなかった。
(インベストラスト会員向けコメントあり)