マーケットコメント


経済指標

2021-12-08

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8日、11月景気ウォッチャーは現状判断DI(原数値)が58.5と3ヵ月連続の改善

8日、内閣府が発表した11月景気ウォッチャー調査の現状判断DI(原指数)は、前月差+2.3で58.5となり、景気判断の分かれ目とされる50を2ヵ月連続で上回った。一方、2、3ヵ月先を見る先行き判断DI(同)は前月差-3.7で54.6となり、50を3ヵ月連続で上回ったものの、8月以来の低下となった。続いて季節調整値だが、現状判断DIは56.3、同+0.8と、わずかだが3ヵ月連続の改善となり、2ヵ月連続で50を上回った。また、先行き判断DIは同-4.1の53.4と、こちらも8月以来の低下となったが50を3ヵ月連続で上回った。この結果を受け、内閣府は「景気は、新型コロナウイルス感染症の影響は残るものの、持ち直している。先行きについては、コスト上昇等への懸念のほか、内外の感染症の動向に関する不確実性がみられるものの、持ち直しが続くとみている」とし、基調判断を引き上げた。取引時間中の発表だったが、株式市場への影響は見られなかった。
(インベストラスト会員向けコメントあり)