itrust アイトラストテクニカル分析講座2010

15日、内閣府が発表した7－9月期GDP（速報値）は、前期比－0.8％、同年率換算－3.0％となった。また、2四半期ぶりのマイナスとなり、予想の前期比－0.2％（トムソンロイターなど）より悪化した。寄与度の内訳では、内需が前期比－0.9％、外需が同＋0.1％となった。内需では個人消費が前期比－1.1％と2四半期ぶりのマイナスとなったほか、外需は輸出入ともにマイナスで、輸出が同－2.1％、輸入は同－2.7％となった。一方、政府消費支出は同＋1.1で、2四半期連続のプラスとなった。取引開始前の発表で予想を下回ったが、緊急事態宣言の全面解除や新型コロナウイルスの新規感染者の減少などもあって足元の景況感が回復基調にあるため、株価へのマイナスの影響は見られなかった。

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