マーケットコメント


経済指標

2021-09-08

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8日、8月景気ウォッチャーは現状判断DI(原数値)が34.3と3ヵ月ぶりの悪化

8日、内閣府が発表した8月景気ウォッチャー調査の現状判断DI(原指数)は、前月差-13.4で34.3となり、景気判断の分かれ目とされる50を10ヵ月連続で下回った。また、2、3ヵ月先を見る先行き判断DI(同)は前月差-5.4の41.7で、50を2ヵ月連続で下回った。続いて季節調整値だが、現状判断DIは34.7、同-13.7と、3ヵ月ぶりの悪化となり、10ヵ月連続で50を下回った。また、先行き判断DIは同-4.7の43.7と、こちらは2ヵ月連続の低下となったことに加え、50を2ヵ月連続で下回った。この結果を受け、内閣府は「景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、持ち直しに弱さがみられる。先行きについては、内外の感染症の動向に対する懸念が強まっているが、ワクチン接種の進展等による持ち直しの期待がみられる」と下方修正した。取引時間中の発表だったが、株式市場への影響は見られなかった。
(インベストラスト会員向けコメントあり)