マーケットコメント


経済指標

2021-03-08

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8日、2月景気ウォッチャーは現状判断DI(原数値)が40.7と4ヵ月ぶりの上昇

8日、内閣府が発表した2月景気ウォッチャー調査の現状判断DI(原指数)は、前月差+10.6で40.7となり、景気判断の分かれ目とされる50を4ヵ月連続で下回った。また、2、3ヵ月先を見る先行き判断DI(同)は前月差+11.5の53.0で、50を25ヵ月ぶりに上回った。続いて季節調整値だが、現状判断DIは41.3で同+10.1と4ヵ月ぶりの上昇となり、4ヵ月連続で50を下回った。先行き判断DIは同+11.4の51.3と、こちらは3ヵ月連続の上昇となっていることに加え、50を27ヵ月ぶりに上回った。この結果を受け、内閣府は「景気は、新型コロナウイルス感染症の影響による厳しさは残るものの、持ち直しの動きがみられる。先行きについては、感染症の動向を懸念しつつも、持ち直しが続くとみている。」とした。取引時間中の発表だったが、株価へのプラスの影響は見られなかった。
(インベストラスト会員向けコメントあり)