マーケットコメント


経済指標

2020-11-10

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10日、10月景気ウォッチャーは現状判断DI(原数値)が53.6と6ヵ月連続の上昇

10日、内閣府が発表した10月景気ウォッチャー調査の現状判断DI(原指数)は、前月差+4.9で53.6となり、景気判断の分かれ目とされる50を30ヵ月ぶりに上回った。また、2、3ヵ月先を見る先行き判断DI(同)は前月差+1.2の48.4で、3ヵ月連続の上昇となったが、50を21ヵ月連続で下回った。続いて季節調整値だが、現状判断DIは54.5で同+5.2と6ヵ月連続の上昇となり、34ヵ月ぶりに50を上回った。先行き判断DIも同+0.8の49.1と、こちらも3ヵ月連続の上昇となって、50を23ヵ月連続で下回った。この結果を受け、内閣府は「「新型コロナウイルス感染症の影響による厳しさは残るものの、着実に持ち直している。先行きについては、感染症の動向を懸念しつつも、持ち直しが続くとみている」とした。取引時間中の発表だったが、29年ぶりの高値圏で推移していたこともあり、影響は見られなかった。
(インベストラスト会員向けコメントあり)