マーケットコメント


経済指標

2020-09-08

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8日、8月景気ウォッチャーは現状判断DI(原数値)が43.3と4ヵ月連続の上昇

8日、内閣府が発表した8月景気ウォッチャー調査の現状判断DI(原指数)は、前月差+2.0で43.3となり、景気判断の分かれ目とされる50を28ヵ月連続で下回った。また、2、3ヵ月先を見る先行き判断DI(同)は前月差+5.6の41.0で、2ヵ月ぶりの上昇となったが、50を19ヵ月連続で下回った。続いて季節調整値だが、現状判断DIは43.9で同+2.8と4ヵ月連続の上昇となり、先行き判断DIも同+6.4の42.4と、こちらは2ヵ月ぶりの上昇となって、50を21ヵ月連続で下回った。この結果を受け、内閣府は「新型コロナウイルス感染症の影響による厳しさは残るものの、持ち直しの動きがみられる。先行きについては、感染症の動向を懸念しつつも、持ち直しへの期待がみられる。」と、上方修正した。取引時間中の発表で投資家のセンチメントの改善につながった。
(インベストラスト会員向けコメントあり)