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マーケット情報

2025-12-22

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22日、大幅高で日経平均は続伸、一時1,083円高となるも伸び悩み

22日、米国株の上昇が東京市場の押し上げにつながった。日経平均、TOPIXともに買い先行となり、取引開始後に上げ幅を広げた。日経平均はAIや半導体関連株が買われたことから水準を切り上げ5万円台に乗せると、さらに上げ幅を広げて50,590円をつけるなど一時1,083円高となる場面があった。ただ午後に入って5万円台を維持したものの、値上がり銘柄数が減少して値下がり銘柄数を下回るなど、プライム市場全体に売りが広がったことから狭い値幅での値動きとなって伸び悩み、TOPIXは上げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、非鉄金属、電気機器、機械、鉱業、ガラス・土石、石油・石炭など17業種が値上がり。一方値下がりは、陸運、空運、その他製品、小売、保険など16業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、KOKUSAIELECTRICが+12.02%、キオクシアHDが+8.40%、三井金属が+7.55%、住友電工が+7.27%、フジクラが+6.95%、東京エレクトロンが+6.31%、レーザーテックが+5.96%、ファナックが+5.68%、ディスコが+5.61%、古河電工が+5.46%と上昇が目立ち、アドバンテスト、ソフトバンクGなど25銘柄が高かった。値下がりは、任天堂、東京海上HDなど5銘柄となっている。日経平均株価の終値は50,402円39銭、+895円18銭、TOPIXの終値は3,405.17ポイント、+21.51ポイント。プライム市場の売買高は概算で20億83百万株、同売買代金は5兆0141億円。
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