マーケットコメント


マーケット情報

2025-12-18

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

18日、大幅安、米ハイテク株安が嫌気され日経平均は反落し一時49,000円割れ

18日、米国市場でAIやハイテク関連株が売られ、主要株価指数が下落して終えていたことが嫌気され、日経平均、TOPIXともに売り先行で始まった。日経平均は49,058円で始まったあと一気に下げ幅を拡大して48,643円をつけるなど、一時868円安となる場面があったが、売りが一巡すると買い戻しが優勢となった。ただ、49,000円に戻すと売り物に押されるなど上値が重く、午後に入ってからも49,000円を下回って推移していたが、取引終了前に買い戻され、反落とはなったもののかろうじて49,000円を維持し、TOPIXは3日続落で終えた。そうしたなか業種別では、紙・パルプ、水産・農林、空運、サービス、電気・ガスなど19業種が値上がり。値下がりは、非鉄金属、電気機器、機械、その他製品、銀行など14業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、SBI新生銀行が+10.91%と上昇が目立ち、東京電力HD、リクルートHD、キオクシアHDなど9銘柄値上がり。一方値下がりは、アサヒグループHDが-5.72%と下落が目立ち、川崎重工業、レーザーテック、ソフトバンクGなど21銘柄となっている。日経平均株価の終値は49,001円50銭、-510円78銭、TOPIXの終値は3,356.89ポイント、-12.50ポイント。プライム市場の売買高は概算で20億93百万株、同売買代金は5兆1,092億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)