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マーケット情報

2025-12-16

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16日、大幅安、プライム市場の83%の銘柄が下落し全面安で終了

16日、米国市場で、NYダウなど主要株価指数が揃って下落して終えていたことや、雇用統計の発表などを控え、ポジション調整と見られる大型株売りの動きが活発となり指数を押し下げた。日経平均、TOPIXともに売り先行で始まると、そのまま下げ幅を広げる展開となり、日経平均は5万円の節目を割り込んで推移した。またTOPIXは、売り一巡後に買い戻されたあと、銀行や商社など時価総額が大きな大型株が売られると下げ幅を広げる展開となった。さらに午後に入ってからも買いが入らず、TOPIXは安値引け、日経平均も今日の安値圏で終えた。そうしたなか業種別では、空運、紙・パルプ、水産・農林の3業種が値上がり。値下がりは、非鉄金属、証券、商品、鉱業、銀行、卸売など30業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、すべての銘柄が値下がりとなるなか、三井E&Sが-7.33%、安川電機が-7.04%、フジクラが-6.73%、ファナックが-6.04%、住友電工が-5.88%、と下落が目立ち、東京エレクトロン、トヨタ自動車の下落率が1%未満と小さかった。日経平均株価の終値は49,383円29銭、-784円82銭、TOPIXの終値は3,370.50ポイント、-60.97ポイント。プライム市場の売買高は概算で22億43百万株、同売買代金は5兆3,138億円。
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