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2025-12-15

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15日、米半導体関連株の下落で日経平均は反落、TOPIXは続伸して最高値を更新

15日、米国市場でSOX指数が5%超の下落率となっていたことやナスダックも下落して終えるなど、AIや半導体関連株が下落して終えていたことが東京市場の売り材料となった。日経平均は売り先行で始まり下げ幅をじわじわと広げたが、TOPIXは内需関連株などが買われたことから直ぐに切り返すと、前週末の終値を挟んだもち合いを形成した。一方、午後に入ると、市場全体では買いが優勢となってTOPIXを押上げプラスに浮上したが、日経平均は売り物に押されて5万円を割り込み、49,965円をつけるなど一時870円安となる場面があったが、取引終了にかけて下げ渋って終えた。そうしたなか業種別では、陸運、銀行、輸送用機器、サービスなど25業種が値上がり。値下がりは、非鉄金属、鉄鋼、電気機器など8業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄ではイオンが+7.12%、と上昇が目立ち、リクルートHDなど12銘柄が値上がり。一方値下がりは、キオクシアHDが-6.98%、イビデンが-6.78%、アドバンテストが-6.42%、ソフトバンクGが-5.95%と下落が目立ち、フジクラ、日本製鐵など18銘柄となっている。日経平均株価の終値は50,168円11銭、+668円44銭、TOPIXの終値は3,431.47ポイント、+7.64ポイント。プライム市場の売買高は概算で22億64百万株、同売買代金は5兆1,128億円。
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