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2025-12-10

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10日、まちまち、FOMCの結果やSQを控え上下の変動が激しい値動き


10日、日本時間の11日未明に発表されるFOMCの結果やパウエルFRB議長の会見を控え、ポジション調整とみられる売買で方向感のない値動きとなった。日経平均、TOPIXともに買い先行で始まり、値がさのAIや半導体関連株が買われて上げ幅を広げると、日経平均は51,107円をつけるなど一時452円高となる場面があったが、買いが一巡すると売り物に押される展開となってTOPIXとともにマイナスに沈んだ。また、マイナスに沈んだところでは325円安となったが、午後に入ると、明日がSQ前の最終売買日となっていることから買い戻しが優勢となりTOPIXはプラスに浮上したが、日経平均は積極的な買いが入らずマイナス圏での推移となり、3営業日ぶりの反落で終えた。TOPIXは3日続伸となっている。そうしたなか業種別では、証券、商品、電気・ガス、ゴム、輸送用機器、石油・石炭など22業種が値上がり。値下がりは、その他製品、電気機器、機械、銀行など11業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ホンダ、川崎重工業、三井金属など10銘柄が値上がり。値下がりは、三井E&Sが-7.33%、サンリオが-5.71%と下落が目立ち、レーザーテック、キオクシアHDなど20銘柄となっている。日経平均株価の終値は50,602円80銭、-52円30銭、TOPIXの終値は3,389.02ポイント、+4.10ポイント。プライム市場の売買高は概算で22億49百万株、同売買代金は5兆6,697億円。
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