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マーケット情報

2025-12-03

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3日、まちまち、値がさの半導体関連株が買われ一時5万円を回復するも押し返される

3日、米国株が反発して終えていたことを好感して、東京市場は買い先行で始まった。その後日経平均はしばらくもち合いが続いたが、TOPIXは売り物に押されてマイナスに沈んで推移した。また11時過ぎから先物主導で買い優勢になり、日経平均は上げ幅を広げ、TOPIXは下げ幅を縮めて午前の取引を終えた。午後に入ると、値がさの半導体関連株が買われて一段高になったことから日経平均は50,138円をつけ、一時835円高となる場面があったが、14時半ごろから上値が重たくなると5万台を維持できずに上げ幅を縮め、午後の安値で終えた。プライム市場全体では下落した銘柄の方が多かったためもち直すことができず、TOPIXは反落となっている。そうしたなか業種別では、非鉄金属、サービス、不動産、電気機器、情報・通信など10業種が値上がり。値下がりは、銀行、小売、電気・ガス、陸運、その他製品など23業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、SCREENHDが+7.92%、レーザーテックが+7.33%、ソフトバンクGが+6.38%、アドバンテストが+5.30%、リクルートHDが+5.02%、と上昇が目立ち、東京エレクトロン、三井金属など17銘柄が値上がり。値下がりは、イオンが-6.68%、日東紡績が-5.28%、と下落が目立ち、サンリオなど13銘柄となっている。日経平均株価の終値は49,864円68銭、+561円23銭、TOPIXの終値は3,334.32ポイント、-6.74ポイント。プライム市場の売買高は概算で21億16百万株、同売買代金は5兆4,222億円。
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