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2025-10-30

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30日、日経平均は小幅続伸で最高値を更新、TOPIXは反発、商いは過去最大

30日、FRBが予想通り2会合連続の利下げを決め、日銀金融政策の結果に注目が集まるなか、東京市場は方向感のない値動きとなった。日経平均が前日の終値を挟んだ方向感のない値動きとなるなか、TOPIXは前日の下落の反動から徐々に買いが優勢となって上げ幅を広げた。また、午後の取引開始前に日銀金融政策決定会合の結果が現状維持と伝わると、日経平均は午前の高値を上回り51,675円をつけるなど一時349円高となる場面があった。ただその後は買いが続かずマイナスに沈むなど売り物に押されたが、結局小幅高で終えた。日経平均は続伸となり連日の過去最高値を更新、TOPIXは反発となった。また値嵩株の売買が膨らんだことから大商いとなり、売買高は37億株、売買代金は史上初となる10兆円に乗せた。そうしたなか業種別では、非鉄金属、鉱業、電気・ガス、銀行、石油・石炭、海運など27業種が値上がり。値下がりは、陸運、空運、情報・通信など6業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、レーザーテックが+21.21%、日本電気が+13.15%、キオクシアHDが+8.13%と上昇が目立ち、フジクラ、JX金属など20銘柄が値上がり。値下がりは、ディスコが-8.21%と下落が目立ち、ソフトバンクG、キーエンスなど10銘柄となっている。日経平均株価の終値は51,325円61銭、+17円96銭、TOPIXの終値は3,300.79ポイント、+22.55ポイント。プライム市場の売買高は概算で37億41百万株、同売買代金は10兆0300億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)