2025-10-29
29日、東京市場はアドバンテストが好決算で値幅制限いっぱいまで買われ日経平均を押し上げたものの、市場全体は売り優勢となった。米国市場で主要株価指数が連日で過去最高値を更新して終えていたことが買い材料となり、東京市場は買い優勢で始まったが、決算発表が本格化するなか、利益確定売りも多くみられ、TOPIXはすぐにマイナスに転じて方向感のない値動きとなった。一方日経平均は、前日の業績発表で今期2度目の上方修正を発表したアドバンテストが買われて上げ幅を広げる展開になると、連動する格好で株価水準が切り上がり1,000円高となった。また午後に入ってからは、アドバンテストがストップ高となっていたことが下支えとなり、日経平均はさらに上げ幅を広げて51,412円をつけるなど一時1,193円高となる場面があった。ただ、決算前に利益を確保しようする売り物に押され、プライム市場全体の86%の銘柄が値下がりするなか、わずかに押し返されて終えた。日経平均は大幅反発で過去最高値を更新し、史上初となる51,000円に乗せて終えたが、TOPIXは小幅続落となっている。そうしたなか業種別では、非鉄金属、電気機器、建設、情報・通信の4業種が値上がり。値下がりは、紙・パルプ、不動産、空運、その他金融、倉庫・運輸など29業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、アドバンテストがトップで、値幅制限いっぱいまで買われ+22.08%、KOKUSAI ELECTRICが+10.08%、レーザーテックが+7.70%、キオクシアHDが+7.46%、イビデンが+7.44%、と上昇が目立ち、フジクラ、ディスコなど19銘柄が高かった反面、東洋エンジニアリングが-11.06%、ニデックが-5.34%、と下落が目立ち、小松製作所など11銘柄が安かった。日経平均株価の終値は51,307円65銭、+1,088円47銭、TOPIXの終値は3,278.24ポイント、-7.63ポイント。プライム市場の売買高は概算で23億57百万株、同売買代金は7兆0921億円。 (インベストラスト会員向けコメントあり)
29日、東京市場はアドバンテストが好決算で値幅制限いっぱいまで買われ日経平均を押し上げたものの、市場全体は売り優勢となった。米国市場で主要株価指数が連日で過去最高値を更新して終えていたことが買い材料となり、東京市場は買い優勢で始まったが、決算発表が本格化するなか、利益確定売りも多くみられ、TOPIXはすぐにマイナスに転じて方向感のない値動きとなった。一方日経平均は、前日の業績発表で今期2度目の上方修正を発表したアドバンテストが買われて上げ幅を広げる展開になると、連動する格好で株価水準が切り上がり1,000円高となった。また午後に入ってからは、アドバンテストがストップ高となっていたことが下支えとなり、日経平均はさらに上げ幅を広げて51,412円をつけるなど一時1,193円高となる場面があった。ただ、決算前に利益を確保しようする売り物に押され、プライム市場全体の86%の銘柄が値下がりするなか、わずかに押し返されて終えた。日経平均は大幅反発で過去最高値を更新し、史上初となる51,000円に乗せて終えたが、TOPIXは小幅続落となっている。そうしたなか業種別では、非鉄金属、電気機器、建設、情報・通信の4業種が値上がり。値下がりは、紙・パルプ、不動産、空運、その他金融、倉庫・運輸など29業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、アドバンテストがトップで、値幅制限いっぱいまで買われ+22.08%、KOKUSAI ELECTRICが+10.08%、レーザーテックが+7.70%、キオクシアHDが+7.46%、イビデンが+7.44%、と上昇が目立ち、フジクラ、ディスコなど19銘柄が高かった反面、東洋エンジニアリングが-11.06%、ニデックが-5.34%、と下落が目立ち、小松製作所など11銘柄が安かった。日経平均株価の終値は51,307円65銭、+1,088円47銭、TOPIXの終値は3,278.24ポイント、-7.63ポイント。プライム市場の売買高は概算で23億57百万株、同売買代金は7兆0921億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)