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マーケット情報

2025-10-21

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21日、続伸、一時5万円に接近するも材料出尽くしで利益確定売りに押される

21日、米国株が上昇し、過去最高値に迫って終えていたことや新総理誕生への期待による買いで取引が始まった。東京市場は買い先行で始まり、一旦売り物に押される場面があったが、その後は主力株主体で買いが優勢となり、上げ幅を広げる展開となった。また午前の取引前の11時21分には49,945円をつけるなど760円高となり、5万円にあと45円まで迫ったあと、高値圏で午前の取引を終えたが、午後に入って利益確定と見られる売り物に押された。さらに衆議院の首相指名選挙が始まり、結果を受け高市氏が女性初の総理大臣(104代)に決まったと伝わると、材料出尽くしとなってマイナスに沈んだが、取引終了にかけてもち直し、連日で過去最高値を更新して終えた。TOPIXも小幅高で続伸となったが、終値ベースの最高値には届かなかった。そうしたなか業種別では、その他製品、その他金融、金属製品、精密機器、空運、サービス業など17業種が値上がり。値下がりは、非鉄金属、保険、機械、不動産、水産・農林など16業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、東洋エンジニアリングが+11.56%と上昇が目立ち、ルネサスエレクトロニクス、任天堂など9業種が値上がり。値下がりは、助川電気工業が-16.82%、FFRI(S)が-9.49%と下落が目立ち、純金上場信託、三菱重工業、フジクラなど21業種が安かった。日経平均の終値は49,316円06銭、+130円56銭、TOPIXの終値は3,249.50ポイント、+1.05ポイント。プライム市場の売買高は概算で22億40百万株、同売買代金は6兆2,013億円。
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