2025-10-17
17日、米国市場で、一部の地銀が不良債権に絡んだ業績の下方修正や訴訟を発表したことが信用不安につながり金融株が売られたことや、米長期金利が低下してドル安に振れたことなどが東京市場の売り材料となった。日経平均、TOPIXともに売り先行で始まったあと、買い戻されて48,140円をつけ136円安まで下げ幅を縮めたが、買いが続かず48,000円を割り込んで午前の取引を終えた。また午後に入ると、為替市場でドル円が150円を割り込み、149円60銭台まで円が買われたことが先物の売りにつながると、午前の安値を下回って下げ幅を広げ、今日のほぼ安値で終えた。そうしたなか業種別では、その他製品、食料品、水産・農林、倉庫・運輸など7業種が値上がり。値下がりは、保険、銀行、証券、商品、電気・ガス、石油・石炭など26業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、三井E&Sが+6.75%と上昇が目立ち、純金上場信託、イオンなど7銘柄が値上がり。値下がりは、サンバイオ(G)が-10.33%と下落が目立ち、JX金属、古河電工、キオクシアHDなど23銘柄となっている。日経平均の終値は47,582円15銭、-695円59銭、TOPIXの終値は3,170.44ポイント、-32.98ポイント。プライム市場の売買高は概算で20億93百万株、同売買代金は5兆0952億円。 (インベストラスト会員向けコメントあり)
17日、米国市場で、一部の地銀が不良債権に絡んだ業績の下方修正や訴訟を発表したことが信用不安につながり金融株が売られたことや、米長期金利が低下してドル安に振れたことなどが東京市場の売り材料となった。日経平均、TOPIXともに売り先行で始まったあと、買い戻されて48,140円をつけ136円安まで下げ幅を縮めたが、買いが続かず48,000円を割り込んで午前の取引を終えた。また午後に入ると、為替市場でドル円が150円を割り込み、149円60銭台まで円が買われたことが先物の売りにつながると、午前の安値を下回って下げ幅を広げ、今日のほぼ安値で終えた。そうしたなか業種別では、その他製品、食料品、水産・農林、倉庫・運輸など7業種が値上がり。値下がりは、保険、銀行、証券、商品、電気・ガス、石油・石炭など26業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、三井E&Sが+6.75%と上昇が目立ち、純金上場信託、イオンなど7銘柄が値上がり。値下がりは、サンバイオ(G)が-10.33%と下落が目立ち、JX金属、古河電工、キオクシアHDなど23銘柄となっている。日経平均の終値は47,582円15銭、-695円59銭、TOPIXの終値は3,170.44ポイント、-32.98ポイント。プライム市場の売買高は概算で20億93百万株、同売買代金は5兆0952億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)