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マーケット情報

2025-09-16

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16日、4日連続で過去最高値を更新、日経平均は一時45,055円をつけるも伸び悩み

16日、3連休中の米国市場で、ナスダック総合やSOX指数といった半導体関連株に加え、S&P500も過去最高値を更新して終えていたことが東京市場の買い材料となった。日経平均は買い先行で始まり、すぐに45,055円をつけるなど一時287円高となる場面があったが、買いが続かず直ぐに売り物に押されてマイナスに沈む場面があった。ただ、売り込む動きは見られず、押し目買いが優勢になると45,000円に接近して午前の取引終えた。一方で再び45,000円台を回復して午後の取引が始まると、午前の高値に接近する場面があったが更新できなかったことに加え、為替市場で147円を割り込むなど円高に振れたことが日経平均の上値を押さえ上げ幅を縮めたものの、日経平均、TOPIXともに4営業日続伸となり、4日連続で過去最高値を更新して終えた。そうしたなか業種別では、石油・石炭、輸送用機器、水産・農林、精密機器、化学、証券、商品など26業種が値上がり。値下がりは、その他製品、不動産、小売り、銀行など7業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、データセクション(G)が+21.41%と値幅制限いっぱいまで買われたほか、ディスコが+8.23%、キオクシアHDが+5.97%と上昇が目立ち、信越化学、ニデックなど17銘柄が値上がり。値下がりは、タイミーが-5.68%、サンリオが-5.42%と下落が目立ち、任天堂、JX金属など13銘柄となっている。日経平均の終値は44,902円27銭、+134円15銭、TOPIXの終値は3,168.36ポイント、+7.87ポイント。プライム市場の売買高は概算で19億85百万株、同売買代金は5兆0481億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)