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2025-09-03

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3日、反落、午後に入って下げ幅を拡大し、日経平均は42,000円を割り込む

3日、3連休明けの米国市場で主要株価指数が下落して終えていたことが嫌気され、東京市場は売り先行で始まった。その後円安が下支えとなって押し目買いが入り、下げ渋って午前の取引を終えたが、午後に入って国内長期金利が上昇に転じると、半導体関連株などPERの高い銘柄が売り直されて下げ幅を広げ、日経平均は41,863円をつけるなど一時447円安となる場面があった。またクロージング・オークションで買いが優勢となって下げ幅を縮めたものの、日経平均は終値で42,000円を割り込んだ。割り込むのは8月8日以来。そうしたなか業種別では、紙・パルプ、ゴム、陸運、水産・農林、非鉄金属など9業種が値上がり。値下がりは、銀行、保険、海運、証券、商品、電気・ガスなど24業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、東京電力HDが-6.99%、三菱重工業が-5.34%、ソフトバンクGが-5.27%と下落が目立ち、日立、みずほFGなど21銘柄が値下がり。値上がりは、大阪チタニウム、JX金属、ソシオネクストなど9銘柄となっている。日経平均の終値は41,938円89銭、-371円60銭、TOPIXの終値は3,048.89 ポイント、-32.99ポイント。プライム市場の売買高は概算で22億36百万株、同売買代金は5兆0079億円。
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