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2025-08-26

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26日、3日ぶりの反落、米国株安やFRB理事解任報道で一時円高、株安

26日、米国株の下落を受け東京市場は売り先行で始まった。その後、トランプ米大統領がFRBのクック理事の解任を発表したと伝わると、FRBの独立性への懸念が生じるとしてドルが売られ円高に振れ、先物主導で下げ幅を広げる展開となった。また日経平均は42,137円をつけるなど一時670円安となる場面があったが、売りが一巡すると下げ幅を縮めて午前の取引を終えた。一方、午後に入ると、午前の終値を上回ってさらに下げ幅を縮めたものの買いが続かず、午後の安値圏で終えた。そうしたなか業種別では倉庫のみが値上がり。値上がりは、医薬品、電気・ガス、サービス、陸運、その他製品など32業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、アステリアが-7.48%、東京電力HDが-5.48%と下落が目立ち、リクルートHD、小野薬品工業、サンリオなど23銘柄が値下がり。値上がりは、ソシオネクスト、古河電工、日本電気など7銘柄となっている。日経平均の終値は42,394円40銭、-413円42銭、TOPIXの終値は3,071.99 ポイント、-33.50ポイント。プライム市場の売買高は概算で24億81百万株、同売買代金は5兆6,237億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)