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2025-08-22

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22日、パウエルFRB議長の講演を控え方向感のない値動きとなるも4日ぶりの反発

22日、小幅高で始まったあと、米エヌビディアが中国向けAI半導体関連の生産停止を調達先に要請したと伝わり、先物が売られてマイナスに転じて下げ幅を広げる展開となり、日経平均は42,331円をつけるなど一時278円安となる場面があった。ただ、売りが一巡すると買い戻しが優勢となってプラスに浮上して午前の取引を終えた。一方、午後に入ってからはパウエルFRB議長の講演を控え、様子見ムードが広がるなか小幅安で推移したが、TOPIXが午後に入ってもち直していたこともあってクロージング・オークションで買い戻しが入り、日経平均、TOPIXともに4営業日ぶりに反発して終えた。そうしたなか業種別では、保険、証券、商品、銀行、鉱業など25業種が値上がり。値下がりは、化学、空運、サービス、精密機器など8業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、JX金属が+6.20%と上昇が目立ったほか、SBIHD、三井E&S、ソニーGなど22銘柄が値上がり。値下がりは、信越化学、アドバンテスト、東京電力HDなど8銘柄が安かった。日経平均の終値は42,633円29銭、+23円12銭、TOPIXの終値は3,100.87 ポイント、+17.92ポイント。プライム市場の売買高は概算で17億01百万株、同売買代金は3兆9,537億円。
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