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マーケット情報

2025-07-30

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30日、まちまち、主力株の決算発表を受け日経平均は方向感のない値動き

30日、3日間下落が続いたこともあって小幅な反発で始まったが、前日の終値を挟んで強弱が対立する展開となった。一方売りが一巡すると、10時過ぎごろから反発に転じてTOPIXがプラスに浮上したものの、日経平均は採用銘柄の決算を受けた株価の反応がまちまちとなっていたことから上値が重かった。また、午後に入ってから市場全体で値上がり銘柄や業種が増加したこともあって株価水準を切り上げたが、日経平均は終値でプラスに浮上できず4日続落。TOPIXは4日ぶりの反発で終えた。売買高、売買代金は、指数に関連するリバランスと見られる取引でともに大幅に増加した。そうしたなか業種別では、非鉄金属、繊維、海運、不動産、陸運など26業種が値上がり。値下がりは、空運、サービス、紙・パルプ、輸送用機器の7業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、フジクラが売買代金トップで+8.90%、古河電工が+6.83%、日本電気が+6.11%と上昇が目立ち、キヤノン、IHIなど19銘柄が高かった反面、シマノが-23.34%、さくらインターネットが-7.61%と下落が目立ち、キーエンス、小松製作所など11銘柄が安かった。日経平均の終値は、40,654円70銭、-19円85銭、TOPIXの終値は2,920.18 ポイント、+11.54ポイント。プライム市場の売買高は概算で19億76百万株、同売買代金は4兆9,430億円。
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