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2025-07-16

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16日、反落、日経平均は一時半導体関連株が買われるも上値が重く後場に失速

16日、米国市場で半導体関連株が買われてナスダック総合指数が過去最高値を更新して終えていたことが東京市場の支えとなった。日経平均は小幅高で始まったあと、すぐに売り物に押されて小幅なマイナスに転じたが売り込む動きは見られず、前日の終値を挟んだ方向感のない値動きとなった。一方午後に入ると、オランダ半導体製造装置大手ASLMの業績発表への期待で半導体関連株が買われて日経平均を押し上げ、39,923円をつけるなど一時245円高となる場面があったが、同社が26年の業績停滞への警戒を示したことから好業績が織り込み済みとなって225先物主導で失速し、日経平均、TOPIXともに小反落で終えた。そうしたなか業種別では、その他製品、上昇・通信、食料品、倉庫・運輸など8業種が値上がり。値下がりは、不動産、紙・パルプ、証券、商品、銀行、保険、その他金融など25業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、東宝が+10.91%と上昇が目立ち、IHI、任天堂など11銘柄がたかった反面、メタプラネット(S)が-6.48%と下落が目立ち、レーザーテック、サンリオなど19銘柄が安かった。日経平均の終値は、39,663円40銭、-14円62銭、TOPIXの終値は2,819.40 ポイント、-5.91ポイント。プライム市場の売買高は概算で15億69百万株、同売買代金は4兆3,945億円。
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