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2025-07-10

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10日、反落、ETFの配当捻出の売りに上値を押さえられ終日マイナス圏で推移

10日、事前に警戒されていたETFの配当捻出の売りへの警戒から東京市場は小幅安で取引が始まった。日経平均、TOPIXともに小幅安で始まったあと、すぐに売り物に押されて下げ幅を広げる展開となった。また、下げ渋って午前の取引を終えたあと、午後に入ってからも上値の重たい展開が続くと、39,530円をつけるなど一時290円安となる場面があったが、買い戻され下げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、証券、商品、精密機器、建設など7業種が値上がり。値下がりは、電気・ガス、その他製品、石油・石炭、海運など26業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ディスコ、ソシオネクスト、霞ヶ関キャピタルなど12銘柄が高かった反面、キオクシアHDが-5.58%、東京電力HDが-5.07%と下落が目立ったほか、任天堂、ソニーGなど17銘柄が安く、変わらずがKOKUSAI ELECTRICとなっている。日経平均の終値は、39,646円36銭、+174円92銭、TOPIXの終値は2,812.34 ポイント、+15.82ポイント。プライム市場の売買高は概算で20億01百万株、同売買代金は4兆7,738億円。
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