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2025-06-16

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16日、大幅反発、円安や時間外の米株先物の反発が買い材料

16日、早朝の為替市場でドル円が上昇して円安にふれていたことや、マイナス圏で推移していた時間外の米国株先物が、東京時間の取引開始時にプラスに浮上していたことなどが東京市場の買い材料となった。日経平均は38,000円台を回復して始まると、その後はもち合いとなっていたが、10時半ごろから再び買いが優勢となり、上げ幅を広げて先週末のSQ値を上回って午前の取引を終えた。また午後に入ってからも値がさのハイテク株や輸出関連株への買い優勢が続き、38,432円をつけるなど一時508円高となる場面があったが、戻り売りに押されたあともち直して今日の高値圏で終えた。日経平均、TOPIXともに3営業日ぶりの反発。そうしたなか業種別では、卸売、非鉄金属、繊維、証券、商品、倉庫・運輸など26業種が値上がり。値下がりは、石油・石炭、精密機器、紙・パルプなど7業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、メタプラネット(S)が+25.58%、gumiが+14.65%、アドバンテストが+9.63%、QPS研究所(G)が6.21%と上昇が目立ち、ディスコ、東京電力HDなど26銘柄が値上がり。値下がりは、INPEX、キーエンスなど4銘柄となっている。日経平均株価の終値は38,311円33銭、+477円08銭、TOPIXの終値は2,777.13 ポイント、+20.66ポイント。プライム市場の売買高は概算で16 億00万株、同売買代金は4兆0712億円。
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