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2025-06-10

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10日、3日続伸、一時407円高となるも午後に失速し上げ幅を縮小して終了

10日、米国市場でSOXなど、日経平均との連動性が高いとされる指数が上昇して終えていたことに加え、取引時間中にドル高が進み一時145円台前半をつけたことが指数の買いと押し上げにつながった。日経平均は買い先行で始まったものの売り物に押されたが、売りが一巡するともち直した。また午後の取引が始まってしばらくすると、株価水準を切り上げ、38,495円をつけるなど一時407円高となる場面があった。ただ、午後2時過ぎにまとまった売り物が出て両指数ともに失速すると、TOPIXは一時マイナスに沈む場面があった。一方で売り込む動きは見られず、今日の安値圏で終えた。そうしたなか業種別では、海運、精密機器、鉱業、医薬品など19業種が値上がり。一方値下がりは、保険、倉庫・運輸、銀行、非鉄金属など13業種で、変わらずが空運のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、データセクション(G)が+14.97%、ispace(G)が10.27%と上昇が目立ったほか、キーエンス、ソフトバンクGなど12銘柄が高かった反面、フジクラ、川崎重工業など18銘柄が安かった。日経平均株価の終値は38,211円51 銭、+122円94銭、TOPIXの終値は2,786.24ポイント、+0.83ポイント。プライム市場の売買高は概算で15億90百万株、同売買代金は4兆0661億円。
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