2025-06-05
5日、米経済指標の結果が予想を下回ったことを受け、ドルが売られ円高に振れたことが東京市場の重石となった。日経平均、TOPIXともに売り先行で始まったあと、日経平均は前日の米国市場で半導体関連株が上昇して終えていたことから買い戻しが優勢となり下げ幅を縮める展開となったが、ドル円が142円台半ばで推移するなど、前日比で1円ほど円高にふれて推移していたことや、中国によるレアアースの輸出規制でスズキが一部の自動車の生産を停止すると午後に伝わったことなどが嫌気されて自動車株が売られると、TOPIXが下げ幅を拡大する展開となり、両指数ともに今日の安値圏で取引を終えた。そうしたなか業種別では、金属製品、陸運、非鉄金属、倉庫・運輸の4業種が値上がり。値下がりは、海運、輸送用機器、石油・石炭、その他製品など29業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、データセクション(G)が+6.32%、レーザーテックが+5.63%と上昇が目立ち、アドバンテスト、メタプラネット(S)など10銘柄が高かった反面、日本郵船、IHI、川崎重工業など20銘柄が安かった。日経平均株価の終値は37,554円49 銭、-192円96銭、TOPIXの終値は2,756.47ポイント、-28.66ポイント。プライム市場の売買高は概算で16億65百万株、同売買代金は4兆2,166億円。 (インベストラスト会員向けコメントあり)
5日、米経済指標の結果が予想を下回ったことを受け、ドルが売られ円高に振れたことが東京市場の重石となった。日経平均、TOPIXともに売り先行で始まったあと、日経平均は前日の米国市場で半導体関連株が上昇して終えていたことから買い戻しが優勢となり下げ幅を縮める展開となったが、ドル円が142円台半ばで推移するなど、前日比で1円ほど円高にふれて推移していたことや、中国によるレアアースの輸出規制でスズキが一部の自動車の生産を停止すると午後に伝わったことなどが嫌気されて自動車株が売られると、TOPIXが下げ幅を拡大する展開となり、両指数ともに今日の安値圏で取引を終えた。そうしたなか業種別では、金属製品、陸運、非鉄金属、倉庫・運輸の4業種が値上がり。値下がりは、海運、輸送用機器、石油・石炭、その他製品など29業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、データセクション(G)が+6.32%、レーザーテックが+5.63%と上昇が目立ち、アドバンテスト、メタプラネット(S)など10銘柄が高かった反面、日本郵船、IHI、川崎重工業など20銘柄が安かった。日経平均株価の終値は37,554円49 銭、-192円96銭、TOPIXの終値は2,756.47ポイント、-28.66ポイント。プライム市場の売買高は概算で16億65百万株、同売買代金は4兆2,166億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)