2025-06-03
3日、前日までの2日間で1,000円近く下落していたことや、米主要株価指数が揃って上昇して終えていたことが東京市場の買い材料となった。日経平均、TOPIXともに反発して始まり、その後しばらくして買いが優勢となった。また上げ幅を広げた場面では37,729円をつけるなど一時258円高となる場面があったが、中国5月財新製造業PMIの結果が、予想に加え景況感の判断の分かれ目となる50も下回ったと伝わると、中国景気への警戒が高まり、しばらくして上げ幅を縮めて午前の取引を終えた。また午後に入ってから、10年物利付国債の入札が好調だったと伝わると、国内長期金利が低下して円安にふれたことが買いにつながったが押し上げる力に乏しく、クロージング・オークションでまとまった売り物に押されマイナスに沈んで安値引けとなった。そうしたなか業種別では、鉱業、機械、海運、石油・石炭、その他金融など14業種が値上がり。値下がりは、電気・ガス、医薬品、卸売り、建設など19業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、メタプラネット(S)がトップで+14.86%、ソシオネクストが+7.49%、IHIが+6.07%、川崎重工業が+6.02%と上昇が目立ったほか、三菱電機など14銘柄が高かった反面、第一三共、リクルートHD、フジクラなど15銘柄が安く、変わらずがキーエンスのみとなっている。日経平均株価の終値は37,446円81 銭、-23円86銭、TOPIXの終値は2,771.11ポイント、-6.18ポイント。プライム市場の売買高は概算で16億67百万株、同売買代金は4兆0107億円。 (インベストラスト会員向けコメントあり)
3日、前日までの2日間で1,000円近く下落していたことや、米主要株価指数が揃って上昇して終えていたことが東京市場の買い材料となった。日経平均、TOPIXともに反発して始まり、その後しばらくして買いが優勢となった。また上げ幅を広げた場面では37,729円をつけるなど一時258円高となる場面があったが、中国5月財新製造業PMIの結果が、予想に加え景況感の判断の分かれ目となる50も下回ったと伝わると、中国景気への警戒が高まり、しばらくして上げ幅を縮めて午前の取引を終えた。また午後に入ってから、10年物利付国債の入札が好調だったと伝わると、国内長期金利が低下して円安にふれたことが買いにつながったが押し上げる力に乏しく、クロージング・オークションでまとまった売り物に押されマイナスに沈んで安値引けとなった。そうしたなか業種別では、鉱業、機械、海運、石油・石炭、その他金融など14業種が値上がり。値下がりは、電気・ガス、医薬品、卸売り、建設など19業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、メタプラネット(S)がトップで+14.86%、ソシオネクストが+7.49%、IHIが+6.07%、川崎重工業が+6.02%と上昇が目立ったほか、三菱電機など14銘柄が高かった反面、第一三共、リクルートHD、フジクラなど15銘柄が安く、変わらずがキーエンスのみとなっている。日経平均株価の終値は37,446円81 銭、-23円86銭、TOPIXの終値は2,771.11ポイント、-6.18ポイント。プライム市場の売買高は概算で16億67百万株、同売買代金は4兆0107億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)