2025-05-12
12日、取引開始前に、ベッセント米財務長官が、米中の関税交渉で「確かな進展があった」と発言したと伝わり、時間外のNYダウなどの先物が買われたことや円安に振れたことが買い材料となったが、午前中は上値が重く、日経平均、TOPIXともに買い先行で始まったあと戻り待ちの売りに押されて上げ幅を縮めて午前取引を終えると、午後に入って両指数ともにマイナスに沈んで取引が始まり、小幅安となる場面があった。ただ売り込む動きは見られず、しばらくして買いが優勢になるとプラスに浮上した。また、為替市場で146円台をつけるなど、円安に振れていたことに加え、時間外の米国株の先物が上げ幅を広げていたことなどが買い安心感につながり、取引終了にかけてもち直し今日の高値圏で終えた。そうしたなか、業種別では、倉庫・運輸、証券、商品、海運、鉱業、機械、金属製品など25業種が値上がり。値下がりは、医薬品、サービス、その他製品など8業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、アドバンテストが+9.04%、ディスコが+6.09%と上昇が目立ち、レーザーテック、川崎重工業など18銘柄が高かった反面、ディー・エヌ・エーが-16.39%、中外製薬が-11.13%、第一三共が-8.15%、武田薬品が-5.53%と下落が目立ち、日本製鐵、リクルートHDなど12銘柄が安かった。日経平均株価の終値は37,644円26 銭、+140円93銭、TOPIXの終値は2,742.08ポイント、+8.59ポイント。プライム市場の売買高は概算で21億52万株、同売買代金は4兆8,542億円 (インベストラスト会員向けコメントあり)
12日、取引開始前に、ベッセント米財務長官が、米中の関税交渉で「確かな進展があった」と発言したと伝わり、時間外のNYダウなどの先物が買われたことや円安に振れたことが買い材料となったが、午前中は上値が重く、日経平均、TOPIXともに買い先行で始まったあと戻り待ちの売りに押されて上げ幅を縮めて午前取引を終えると、午後に入って両指数ともにマイナスに沈んで取引が始まり、小幅安となる場面があった。ただ売り込む動きは見られず、しばらくして買いが優勢になるとプラスに浮上した。また、為替市場で146円台をつけるなど、円安に振れていたことに加え、時間外の米国株の先物が上げ幅を広げていたことなどが買い安心感につながり、取引終了にかけてもち直し今日の高値圏で終えた。そうしたなか、業種別では、倉庫・運輸、証券、商品、海運、鉱業、機械、金属製品など25業種が値上がり。値下がりは、医薬品、サービス、その他製品など8業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、アドバンテストが+9.04%、ディスコが+6.09%と上昇が目立ち、レーザーテック、川崎重工業など18銘柄が高かった反面、ディー・エヌ・エーが-16.39%、中外製薬が-11.13%、第一三共が-8.15%、武田薬品が-5.53%と下落が目立ち、日本製鐵、リクルートHDなど12銘柄が安かった。日経平均株価の終値は37,644円26 銭、+140円93銭、TOPIXの終値は2,742.08ポイント、+8.59ポイント。プライム市場の売買高は概算で21億52万株、同売買代金は4兆8,542億円
(インベストラスト会員向けコメントあり)