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マーケット情報

2025-05-01

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1日、日経平均は6日続伸、一時36,500円を回復するもわずかに押し返され終了

1日、NYダウやS&P500の連騰が東京市場の買い材料となった。日経平均は小幅高で始まり上げ幅を広げたが、買いが一巡すると売り物に押され、一瞬マイナス圏に沈む場面があった。その後は日銀金融政策決定会合の結果発表を控え、買い戻されて午前の取引を終えると、昼休み中に会合の結果が現状維持と伝わったことや展望レポートが下方修正されたことなどから、利上げのタイミングが遅れるとの見方が広がり、円安に振れ144円台前半をつけたことが輸出関連株の下支えや押し上げにつながり、36,544円をつけるなど一時498円高となる場面があった。取引終了前に利益確定とみられる売りに押されたものの6日続伸で終えた。TOPIXは7日続伸となっている。そうしたなか業種別では、精密機器、陸運、ガラス・土石、その他製品、非鉄金属、医薬品、不動産など29業種が値上がり。値下がりは、海運、銀行、紙・パルプ、水産・農林、電気・ガス、卸売など13業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、住友ファーマが+13.60%、アドバンテストが+6.89%、フジクラが+5.89%、ディスコが+5.18%と上昇が目立ち、HOYAなど18銘柄高かった反面、村田製作所が-12.80%と下落が目立ち、三井物産、ディー・エヌ・エーなど12銘柄が安かった。日経平均株価の終値は36,452円30 銭、+406円92銭、TOPIXの終値は2,679.44ポイント、+12.15ポイント。プライム市場の売買高は概算で18億65万株、同売買代金は4兆6,085億円
(インベストラスト会員向けコメントあり)