マーケットコメント


マーケット情報

2025-03-17

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

17日、米株高や金利据え置きを好感して日経平均は続伸、TOPIXは4日続伸で終了

17日、NYダウやナスダック総合など米主要株価指数が揃って大幅な反発で終えていたことや日経新聞朝刊で日銀が政策金利を据え置くと報道されたことが好感され、東京市場は買い先行で始まった。日経平均、TOPIXともに窓をあけて上昇して始まると、午前中は高値圏でのもち合いが続いて取引を終えたが、午後に入って再び上げ幅を広げると、日経平均は37,563円をつけるなど一時510円高となる場面があった。ただ、地政学リスクの高まりを受け、時間外の米国株先物が下落していたことが上値を押さえ、取引終了にかけて上げ幅を縮め、今日の安値圏で終えた。そうしたなか業種別では、機械、不動産、建設、電気・ガスなど28業種が値上がり。一方値下がりは、サービス、小売、非鉄金属など5業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、三菱重工業が+12.17%、IHIが+9.70%、メタプラネット(S)が+6.58%、三菱電機が+6.27%と上昇が目立ち、東京電力HD、キオクシアホールディングス、カバー(G)など24銘柄が高かった反面、リクルートHDが-5.47%と下落が目立ち、フジクラ、ディスコなど6銘柄が安かった。日経平均株価の終値は37,396円52銭、+343円42 銭、TOPIXの終値は2,748.12 ポイント、+32.27ポイント。プライム市場の売買高は概算で18億83万株、同売買代金は4兆4,061億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)