2025-03-14
14日、S&P500が反落となり高値からの下落率が10%を超えて調整局面入りとなったことなど、米主要指数の下落が嫌気され、東京市場は売り先行で始まった。日経平均は続落で始まり36,600円を割り込む場面があったが、今日がメジャーSQで取引開始時に商いが集中したことから売り込む動きは見られず、直ぐに切り返す展開となった。また、プラスに浮上すると、そのままプラス圏を維持して午前の取引を終えた。午後に入ると、時間外のナスダック100先物が1%を超す上昇率となっていたことや、為替市場でドルが買われて円安に振れていたことに加え、他のアジア市場で上海総合や香港ハンセン指数が上昇して午前の取引を終えていたことも買いにつながると、水準を切り上げて午後の取引が始まった。さらに午後上げ幅を広げて37,154円をつけるなど一時364円高となる場面があったが、クロージング・オークションで売り物に押され、上げ幅をわずかに縮めて終えた。SQ値は幻となり、日経平均はSQ値を上回ったまま終えた。TOPIXは続伸となっている。そうしたなか業種別では、非鉄金属、銀行、繊維、機械、保険、金属製品、証券、商品など26業種が値上がり。値下がりは海運、サービス、空運、ゴムなど7業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、フジクラがトップで+8.05%、キオクシアホールディングスが+7.91%、アドバンテストが+5.30%と上昇が目立ち、ディスコ、三菱電機、サンリオなど24銘柄が値上がり。値下がりは、リクルートHD、セブン&アイHDなど6銘柄となっている。日経平均株価の終値は37,053円10銭、+263円07 銭、TOPIXの終値は2,715.85 ポイント、+17.49ポイント。プライム市場の売買高は概算で19億16万株、同売買代金は4兆8,369億円。 (インベストラスト会員向けコメントあり)
14日、S&P500が反落となり高値からの下落率が10%を超えて調整局面入りとなったことなど、米主要指数の下落が嫌気され、東京市場は売り先行で始まった。日経平均は続落で始まり36,600円を割り込む場面があったが、今日がメジャーSQで取引開始時に商いが集中したことから売り込む動きは見られず、直ぐに切り返す展開となった。また、プラスに浮上すると、そのままプラス圏を維持して午前の取引を終えた。午後に入ると、時間外のナスダック100先物が1%を超す上昇率となっていたことや、為替市場でドルが買われて円安に振れていたことに加え、他のアジア市場で上海総合や香港ハンセン指数が上昇して午前の取引を終えていたことも買いにつながると、水準を切り上げて午後の取引が始まった。さらに午後上げ幅を広げて37,154円をつけるなど一時364円高となる場面があったが、クロージング・オークションで売り物に押され、上げ幅をわずかに縮めて終えた。SQ値は幻となり、日経平均はSQ値を上回ったまま終えた。TOPIXは続伸となっている。そうしたなか業種別では、非鉄金属、銀行、繊維、機械、保険、金属製品、証券、商品など26業種が値上がり。値下がりは海運、サービス、空運、ゴムなど7業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、フジクラがトップで+8.05%、キオクシアホールディングスが+7.91%、アドバンテストが+5.30%と上昇が目立ち、ディスコ、三菱電機、サンリオなど24銘柄が値上がり。値下がりは、リクルートHD、セブン&アイHDなど6銘柄となっている。日経平均株価の終値は37,053円10銭、+263円07 銭、TOPIXの終値は2,715.85 ポイント、+17.49ポイント。プライム市場の売買高は概算で19億16万株、同売買代金は4兆8,369億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)